イタリア
設立
ピエモンテ(ピエモンテ州)
イタリア北西部の地域。ピエモンテ州のサラミの伝統は、トスカーナやカラブリアほど国際的に有名ではないが、地元では重要な位置を占めている。
気候とテロワール
アルプスの麓とポー平原が交わる地域。クーネオ県とアスティ県は、伝統的なサラミの生産に適した標高と乾燥した夏の気候を備えている。さらに広い地域では、トリュフ、ワイン、ヘーゼルナッツの産地と重なっている。
ピエモンテの加工肉文化は地域的にまとまりがあるものの、輸出が盛んなイタリアの他のシャルキュトリー産地ほど国際的に有名ではありません。サラミ・ピエモンテ(2020年代半ば現在、IGP認定申請中)は、この地域の発酵サラミで、カラブリアのソプレッサータよりもきめが細かく、辛味は控えめで、熟成に赤ワインが使われることが多いです。また、この地域では、ピエモンテ牛(地元の伝統的な牛肉)を使った特産品も生産されており、ブレザオラ・ピエモンテーゼ(ヴァルテッリーナほど有名ではありませんが、地元では高く評価されています)などが挙げられます。
クーネオ県は高山地帯まで広がっており、そこでは山岳地帯のシャルキュトリーの伝統がサヴォワ地方やアオスタ渓谷地方の伝統と重なり合っている。隣接するアオスタ渓谷地方の「ラルド・ディ・アルノーDOP」や、この地域特産の熟成牛肉「モチェッタ」は、このイタリア・アルプス地方の文化圏で生産されている。
編集者注
トスカーナ、エミリア=ロマーニャ、カラブリアといった州に比べて見過ごされがちだが、この地域を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみる価値がある。
代表的な製品
- サラメ・ピエモンテ
- ブレザオラ・ピエモンテーゼ
- ピエモンテ産熟成牛肉